2023/08/25実施レポート
まほうの土プロジェクト〜微生物の土で野菜をつくろう〜は、 『子供たちが、1年間かけて「土」や「微生物」にわくわく・どきどきしてもらいながら、野菜をつくってみんなで喜びを分かち合う』ことをめざして取り組んでいます。 今回は、夏休みに実施した塩こうじづくりから2週間かけて熟成させた塩こうじを試食し、その後、畑でニンジンのタネまきを行いました。
前回、微生物が作るカラクリ機械「酵素(こうそ)」についてはじめて学んだ子供たち。 今回は、その酵素の力で完成した塩こうじを試食するところからスタートです。
自分たちでつくった塩こうじを味見した上で、味グラフへのマッピングにチャレンジ。 子供たちの味覚はやはり鋭く、的確に、塩こうじの味を捉えていました。 これには大人も脱帽。。 ひょっとすると、大人以上に味覚が鋭いとも言われている子供たち。 侮れません…
夏休みの塩こうじづくりに参加できなかった子供たちも、はじめて見聞きする不思議な世界に、とても関心を持ってくれているようでした。
消化に活躍する酵素は、 ・微生物より小さい「超小型」の切断機械 ・体と同じ原料(タンパク質など)で作られた「超エコ」な機械 この、みえない機械についてもっともっとよく知るためには、 「体験」するしかない! …ということで、 今回は劇場形式で、子供たちに体を使って体験してもらうことにしました。 新しいこども劇団の結成です。 名付けて、 劇団「こうそ」(笑 劇の役はぜんぶで3つ A : ごはん役(たべもの役) B : 歯役 C : こうそ役 班ごと役割をじゃんけんで決めて、 いざ、舞台へ!
たべもの(ごはん)が口に入ると、 (手をつないだたべものの役者が) 最初に「歯」によってある程度細かくちぎられて、 (歯の役者による軽い連続パンチを受け2グループに分裂…)
次に「酵素」によって細かい物質(多糖類)に分解される。 (酵素役のアーチをくぐると、ごはん役は一人ひとりバラバラに分解…)
そして、酵素で細かくなった子供たち一人ひとりを 最後、私(消化管役)が吸収しました。 みんな、お疲れ様、 素晴らしい演技でした。 ぜひいつか一般向けにも披露したいですね!
人参の種まき
後半は畑に移動して、人参のタネをまきました。
冬の収穫に向けて、これから畑での体験が多くなっていきます。 これから9/8(金)、9/22(金)は、タネまき、イモ植えが本格的に始動します。 今後もご期待ください。
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